そんな方に。
ここでは施術を受けるにあたって、心がけておくといいんじゃないかなと思う事を書いた記事です。
長年、治療に携わっているとわかる出来事なんですが、季節の変わり目や寒い時期に不調を訴える方が必ずいらっしゃいます。
”今日はいつもよりひどい・・・”
元々の痛みの原因に加え、皮膚のこわばり、循環不良や気圧の変化で悪化するというもの。
皮膚の縮みや筋肉の循環不良は痛みを感じやすくなりますし、気圧は気圧病という言葉もあるくらいの影響を与えるそうです。人間の大半は水分でできてますからね。それだけ環境による変化で人間は不調を感じやすいんです。
そうです。1つ目は体を温めておくことです。
そんなの当たり前じゃん!って思う方もいるかもしれませんが、意外と触ると体が冷えているなんて方が多いんです。施術の目的の一つが循環や柔軟性が改善することで痛みを改善する事になるので、温めておくことは効率的に改善を促すことに繋がります。ホットタオルやカイロで周辺を温める、当院では自宅での施術なので湯冷めをしなければ足湯やお風呂に浸かっておくのも良いと思いますよ。
もう1つは、水分を取ることです。
これは夏場と冬場に多いんですが、高温や乾燥などで体の水分が抜けやすくなり、これも結果として血流が悪くなりやすいです。また汗でミネラル分も抜けてしまうため、筋肉が痙攣しやすくなります。折角筋緊張を和らげる施術をしても流れる血液が脱水でドロドロになっていたら効果は半減です。是非受ける前に水分を取ることをお勧めします。お茶やコーヒーは利尿作用があり、ジュースは糖分があるためこれには適さないので、できればコップ一杯のお水、もしくはお湯でもいいと思います。循環を良くできる準備をしておきましょう。
最後に体を定期的に動かす事です。
え!それがきついから整体受けてるのに・・・。と思う方もいますよね。
わかりにくいかもしれませんが、動かせる場所は無理なく動かしてほしいということです。
実際、多くの方を施術している身として、回復の早い方は活動的な方な気がしています。定期的に体を動かしている。
痛みを我慢しながら動くのは辛いかもしれません。しかし、動かないことで他の筋力も衰えます。弱った筋肉は力も出ず、硬くなっていきます。結果、痛みの原因にたどり着いても、改善しにくくなってしまうのです。我慢のできる範囲の運動や痛くない動きでの運動を心がけてみてください。手軽にできるのは少し速度の速いウォーキングかなと思います。足で蹴るを意識すると普段の生活で使われにくい筋肉を使えやすくなりますのでお勧めです。
まとめると
・体を温めておくこと
・水分を取ること
・体を定期的に動かしておく
いかがでしたか?
当たり前のような事なんですが、意外と意識から抜けている話ではないかと思います。全部できなくても、心がけるだけで同じ施術でも感覚が変わるかもしれません。少しでも効果を高めたい方は、是非自分も治療に参加するという事を意識してみるといいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。