体のお役立ち

【疲れが取れないのは誰のせい?】体の不調を感じたら行ってほしいこと3選

最近こんな方はいませんか?

苦手くん
苦手くん
最近寝ても疲れが取れない気がする…。
苦手さん
苦手さん
体が重いから、やる気が出ない。歳のせいかしら…。

今日はそんな方に読んでいただきたい内容です。

もし今日の記事をみて思い当たる事があればラッキーです。目をむけていないところを知るだけでも、変化は得られやすいので是非確かめてみてください。

・目次
・疲れが取れないのは姿勢のせい

・疲れを取るためのポイント3選
 1.姿勢のチェック方法
 2.体の疲れリセット!ポイント伝授
 3.リセットの最大のポイントは睡眠

・まとめ

順番にいきます!

・疲れが取れないのは姿勢のせい

まず普通に生活して、今日は体が重いなぁ、疲れが残っていると感じる事があると思います。姿勢については以前の記事で紹介しました。

ズバリ。それは姿勢が悪いからです!

体の姿勢によって、疲れ具合は全然変わってきてしまいます。

苦手くん
苦手くん
何を今更…。そんなの知ってるよー。
疑うさん
疑うさん
私姿勢は悪くならないように、日頃から気を付けてますよ!

そんな声が聞こえてきそうです笑
ただどうせやるなら、しっかり理屈と実感が伴ってもらいたいなーと思っています。

僕も整形外科でリハビリを従事しながら、施術を行っていくと、

「思っていたより全然違いました。」
「もっと動かす必要があるんですね」

とかよく聞かれました。

頭で考えてるだけだと、実際の姿勢とズレているのはよくあります!

イメージだけでは理解・再現しにくいので是非、鏡や写真などの客観的に見て知っていただけたらと思います!

方法もお伝えしていきますので最後までお付き合いくださいね。

ぐっど楽くん
ぐっど楽くん
まずは自分を知ることから始めてみましょう!

話が戻りますが…。
どんな姿勢の方でも顔の位置だけは、まっすぐ前を向く態勢を保とうとするよう人間はできています。
理由はいくつかあるのですが、両方の目で、遠近感や視野の調整、平衡感覚の調整を無意識に行っているためです。なのでどちらかが傾いていると、まっすぐ歩けなくなってしまいます。

加えてどこか、疲労や不調があるとそれを補うかのように体が変化し、不自然な態勢のまま顔だけが前を向く形となり、そのまま姿勢が変わります。

頭は体重の10%あると言われ、50kgの人であれば5kg程度になる計算です。もはやボーリングの玉くらいの重さがあります。
この絵だと頭を支えるために後ろ側の筋肉が常に働き、首回りや、肩甲骨のあたりの疲れがたまりそうですね。

短時間なら良いですが長時間姿勢をキープするということは、ボーリングの玉を持ったまま動くな!と言っているのと同じ。
疲労した筋肉をカバーするかのように他の場所も総動員してその体制をキープしようとします。

疲れを通り越して姿勢が固まって、元に戻れなくなってしまいます。

これでは疲れが翌日以降に残ってしまうのは当然ですね。

・疲れを取るためのポイント3選

さて理屈がわかったところで、実践編です。抑えてほしいポイントを上げていきます。

1.姿勢のチェック方法

まずは鏡に向かって、リラックス。そのまま、正面と側面を確認してください。そこから姿勢を正してみてください。

ポイントとして、頭から足先まで一本線を引いたときにどこが出ているかを考えます。

線に対して

・顔が前に出ている。
・腕が前に出ている。
・背中が引けている。
・骨盤が後ろに傾いている。
・膝が外に広がっている。

このあたりがよく起こりやすい変化です。気をつけをしたまま壁に踵をつけて、背を付けてみます。腰以外でつかないところがあればそこがポイントになります。

2.体の疲れリセット!ポイント伝授

指先マッサージ+手のひらストレッチ

親指と人差し指の間にある、水かきの部分でコリコリしたところや根本を押すと痛い場所があります。そこを心地よい力で継続して押していきます。1~2分を目安にやってみましょう。

その後、手のひらを返して指を床下に倒してストレッチを30秒行います。
終わった後に、手のひらが開きやすくなったらOKです。

お腹のマッサージ+腕伸ばし+ワイパー運動

仰向けになり、みぞおちに優しく手を置きます。
(写真はわかりやすくするため立って撮っています)

そこから左右に富士山状に肋骨が延びています。肋骨から腹部側に指を滑らせその付近を優しく押しながら沿っていき、途中、左右で硬さの違いがあるようなら
そこをマッサージ1~2分しながら脇腹まで行っていきます。

デリケートな場所なのであくまで優しくお願いしますね!

次に椅子を前に置いた状態で、目の前で膝立ちになります。

手を椅子に置き、お辞儀をするような態勢で頭を倒します。両脇が延ばされる感覚が感じられると思います。30秒程度1、2回行えばいいと思います。

この状態で気をつけして胸が張りやすくなればOKです。

最後に立位で腕を前に出し肩甲骨を寄せながら、ワイパーのように外に開いていきます。
この時目線はやや上をみて顎を引き、胸を張りながら行うのがポイントです。

胸郭が広がり、顔が後ろに下がるので、首の筋肉が張りにくくなり、呼吸もしやすくなるため頭がすっきりしてくると思います。

3.リセットの最大のポイントは睡眠

ここが一番大切なところですが、
細胞的な面で体の修復がされるのは脳が休んでいる時だけです。

つまり睡眠が一番大事になります。そしてリラックスして眠る事が大事。

リラックスするには副交感神経を働かせて気分を落ち着かせる事が大事です。
上の体のリセットでは交感神経が一度高まります。その後反動で副交感神経が働きやすくなりますので、睡眠前2~3時間前に行うのがベストです。

仰向けで肩がベッドや布団につく感覚がわかればよいです。もし眠りにくければ、もう一度水かきのマッサージを軽くしながら行うといいと思います。

マッサージしながら眠りに落ちますよ笑

・まとめ
・疲れや体の重さは姿勢の悪さが原因となりやすい。ただ頭で思い描いている姿勢のイメージと実際の姿勢は違う事が多いので、本当はどうなっているのかを、鏡や写真を使う事で実際の姿勢を確認してみよう。

・疲れのリセットは手のひら、脇、腹部のリセットを意識。できたら猫背体操で締める。これを寝る前2~3時間前に行う。

・リラックスできた状態で睡眠ができると体の修復の仕方が段違い。

いかがだったでしょうか?何か一つでも気にしてなかったところがあれば、是非やってみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!